本当に…




「本当に…、あなたたちは最低な人間ですね」




振り絞るように言ったその言葉はあまりにも弱弱しい。




そして、自分も最低だ。




自分で手放したくせに、これでいいと思ったくせに、結局俺は美咲を忘れられないでいる。




女々しくも、自分はまだ美咲に未練がある。




まだどうしようもなく美咲が好きなんだ。




またきっと泣かせるかもしれない、傷つけるかもしれない。




それでもやっぱり美咲と一緒にいたかった。




この2年間、たくさん後悔した。




どうしてああいう選択しか自分が出来なかったのか?それ以前にどうして素直になれなかったのかという後悔をずっとしている。




本当に自分は身勝手で、最低野郎だ。






「そうだね、僕たちはきっとものすごく酷いやつらかもしれないね」




「でも、お互い様だろう?」




くすくすと全てを見透かしたようにそう言う双子にやっぱり腹を立てずにはいられなかったが、俺は二人の目をまっすぐ見た。