桂さん・・・
ふっ、まぁいい
わたしはまた一つ方法を見つけたのだ
あいつを見なければいいのだろう、だったら視線をちがうところに向けばいい
あいつではないどこかに
クスッ
さっそく部屋の隅においてある大きな壷に視線を向けた途端、鼻で笑う声が聞こえた
桂さんがこんな下品な笑い方をするとは思えない、つまり・・・
おそるおそる目の前のあいつに視線を移すと、あいつは手で口元を覆い、必死に笑いを堪えていた
な、な、なんて失礼な奴だ!!
人を散々見ておいて、最後は鼻で笑う!?いい度胸だ、ごらぁ
笑われて頭にきたわたしはあいつに殺意むき出しにしながらガンを飛ばした
すると、それに気付いたあいつはわたしに負けじとガンを飛ばしてきた
「お二人とも、ガンを飛ばしあうのはそこまでにしてください」
後ろからこほんと咳払いが聞こえ、わたしはやっとあいつとわたしの間に火花が飛んでいたことに気付いた

