一日ぶりの設楽のお屋敷はやっぱり何度見ても大きくて、豪華だった。
聖美の家も中々大きかったけど、やっぱり今乗りに乗ってる設楽財閥には敵うはずないよね。
屋敷に入って、まっすぐに翔くんの部屋に向かおうとしたが、わたしはUターンして自分の部屋へと駆け込んだ。
てか、いきなり直接聞くとか無理!!
だってだって、今思ったけどわたし翔くんのこと好きなのよ。
前みたいに翔くん嫌いバリアとか張ってないし、もしあのことを聞いて玉砕したらわたし、たぶん生きていけない。
初恋の相手に2度も振られるようなもの、てかその通りだし。
そんなの怖すぎて聞けない!!
携帯を握りしめながらベットにダイブしたわたしは枕に顔をうずめながら『うー』と唸っていると
「あらあら、まぁまぁ」
聞きなれた鈴のようにコロコロした綺麗な声の優しい笑い声が聞こえてきた。
バッと起き上がり、そこにいたのは
「ひ、ひばりさん…」
翔くんの姉、設楽 ひばりさんが扉の前に立っていた。

