それは、乱暴で怒りのこもったキス。 やだ‥やだこんなの‥! ―――ガリッ 「てめぇっ」 三浦潤の唇を噛んでようやく三浦潤があたしの唇から離れた。 三浦潤の唇は切れて血が出ている。 「最低!あんた最低!! 最低最低最低!大っ嫌い!!」 そう言ってあたしは図書室を飛び出した。