「は!?黒羽高校に行く!?」

親友のひとみのでかい声でクラス中のみんながこっちを向く。




「ちょっ!声でかい!!」

「え、あ、ごめんごめん‥‥」




今は学校の昼休み。

教室でお弁当を食べながら進路指導の先生に言われたことをひとみに打ち明けてた。




「行くっていうか、黒羽高校しか行けないって言われて‥‥。」

「なんでよ!?」

「あたしが‥‥バカだから?」

「うそ‥‥呆れた‥‥。あんたそんなにバカだったっけ?」




ひとみが呆れるのも無理はないよね‥‥、

だって‥黒羽高校は地元で‥
ううん、都内で有名な‥‥




超不良男子校なんだから‥‥!!