私が顔をあげると、そこには懐かしくも切ない顔があった。 「・・・トオルさん・・・!?」 間違いない。あの頃と何も変わってない。 私の胸の扉が開いた。 そして胸の中で、何かがまた、始まる音が聞こえた――。