出会い系DE愛

「私、しばらく実家に帰らせていただきます」



こんな状態じゃ、もう康人とは一緒にいられないと思った。



康人は罵ったり殴ったりしてくれればいいものを、何の関心も示さない。



ただ、淡々と話すだけだった。



それに、失意を覚えた。