俺は3人と別れた後、師走の後を追った。 師走は凹むと必ず行く場所があると行っていた。 案の定、師走はそこで泣いていた。 「師走……っ」 「望夢…」 師走は焦って涙を拭った。 「俺は水無月と友達に戻ろうと思う 本当は、水無月を傷付けて、あいつの中の俺の存在を消そうと思ったんだ ……俺のしてきたことがあいつが幸せになる為の道を塞ぐのなら」 師走は笑った。 「水無月とくっつけよな!この俺様が諦めてやったんだからなw」 「あぁ!必ず水無月を幸せにしてやる」 俺と師走は拳と拳をぶつけ合った。