「あのっ神宮寺の生徒ですか?」
「ん?そうだけど?君は坂上?」
「はいっあのバスケ部ですか?」
「そうだけど、なんで分かったの?」
「体つきがガッシリしていたのでそうかなと」
「よくそれだけで分かったね。君何者?」「いえ知り合いが神宮寺のバスケ部なんです。それで」
「そいつの名前は?」
「軌条院潤」
「あぁあいつね、もしかして彼女?」
「ちっ違います!潤君の彼女の友達なんです」
「そうなの?へぇ~偶然ってやつか。面白いな」
「そっそうですね」
「あぁ俺そろそろ迎えくるから。んじゃぁな」
「あっはいそれでは」
(リムジン!?初めて見た。あの人も金持ちなんだ。凄い、しかも格好いいし優しかった)

などと考えていたけど結局その人の事をずっと考えていた

(名前聞いとけばよかっなぁ、残念)

その日は眠れず、ずっと考え込んでいた