星に願いを~叶えたいこの恋~


そして付き合い初めて早二年。
私達は一緒の大学に行き一緒の学科に入った。
なんと入りたかった学校と学科が二人とも一緒だったのだからこれも運命なのではと思ってしまったぐらい!
毎日がとても幸せだった。あゆや響ちゃんも同じ大学に入った。勿論潤君も。
五人でいつも過ごすようになりやがて響ちゃんにも彼氏ができ、六人で行動するようになった。
楽しかった。

「今からカラオケ行くか?」
「潤ににしてはナイスな提案だな」
「にしてはってなんだ?」
「まぁまぁいいじゃないの」
「二人ともここで喧嘩起こしたら分かってるよね?」
「スイマセン」

響ちゃんの怖さが最近パワーアップしてるような気がする。
まぁそれもこれも潤君と司がいつも口喧嘩するからなのだけど。

「響ちゃん落ち着いて」
「響、怖い」
「修司!男のくせに何弱気になってるの?」
「大変もうしわけありません」
彼氏の仙道修司君も響ちゃんの怖さには圧倒されまくりのようだ。
かわいそうに。
「でも潤にしたらいい提案じゃない?」
「なっ!歩美まで!」
「にやっ」
「あ?」
「いい加減にしろ(して)!」
「ゴメンナサイ」

潤君と司はなかがいいのかよく分からない。

「司?どうかした?」
「いやっ、少し目眩がしただけだ」
「少し休む?」
「大丈夫だ」
「無理したら怒るよ?」
「大丈夫だって!ほらもう大丈夫」

実はこの時司の目眩は病気の始まりだということに誰も気づいていなかった。