君はシンデレラ



ばちんっ!!



よし、準備OK!



家の戸締まりよし。




しゃ~~~~~~~~~~~っ




私は颯爽とロラーブレードを履いて学校に向かった。




「ルシア!おはよう。」



後ろから声をかけられた。



「ん?あ、ケイト!おはよう。どうしたのいつもより可愛い服だね!」




彼女はケイト・マリオ。私の大親友。可愛くて将来は、歌手になること!だそうです。




「ルシア。何言ってるの!?今日、あの有名歌手の『ジョーイ・ロイヤル』が、学校に帰ってくるのよ!」



ハリー・ロイヤルとは今人気急上昇中の大人気歌手だ。彼が通っていた学校が、私の通っている高校だったそうで、もう一度高校生活したいから芸能活動を中止して学業に集中するらしい。




「ほえ~そうなんだ。。。すっかり忘れてたww確か・・・ケイトはハリーのこと好きなんだっけ?」


歩きながら、私は慣れた手つきで靴に履き替えた。