賢「とりあえず、こっち」

そういって賢太は今は使われていない部屋に私を引っ張った・・・

あそこは廊下だったし・・・

廊下でこんな話するのも・・・ね??(笑)




そして教室で

賢「・・・俺、昔さ」


静かに賢太が話し始めた


賢「あいつの彼女をとったことあるんだ・・・」

舞「あいつ?」

賢「給食のとき来てた奴の一人。佐上(サガミ)ってゆう奴」

舞「・・・。」

賢「で、その彼女の名前が美樹。俺はぶっちゃけ美樹を好きじゃなかったし、付き合う気も無かった。でも、美樹が俺をすきになった事で美樹と佐上は別れた」


美樹は賢太のこと・・・

賢「それから、なんか佐上に俺恨まれちまってさ(笑)俺のこと好きな女皆に手だし初めて・・・」

舞「・・・」

佐上って奴女の敵だね・・・

賢「その頃は好きな奴いなかったから女の事なんてどうでも良かった。でも・・・お前だけには手出されたくなくて」


賢太・・・


賢「ちょっと手荒な事しちまったな(笑)」

舞「笑い事じゃないし・・・佐上に傷までつくって・・・」

賢「そうかもな(笑)・・・舞」

舞「ん??」

////


賢太に抱き着かれた

賢「ごめんな」

舞「え?」

賢「その涙・・・俺のせいだよな」

あ…私泣いてたんだっけ…


賢「もう、二度と泣かせないから」


ぎゅっ

私は強く強く賢太を抱きしめ返した



舞「賢太」

賢「ん?」

舞「なんで女と二人であってたの??」

なんか、私が妬いてるみたいじゃん///絶対なんか言われる…