春真っ盛りで、日当たりが
良く心地いい昼下がりのはずが。


心なしか、冷えてる気がした。


「あ、ねぇねぇ、遊ぶならさー。
・・日和ちゃんに、よろしくね」


「そっちこそ、仁によろしくな」


「わかったー。 紅茶入れるよ、飲も」


「ん」



こうして会話は続いてく。
お互い、浮気してるのをはぐらかしながら。


知っていても言いだせないのが、

彼 と 彼女 。