まとまりのないSS庫。

「あの、戸柱さん」


「はーい、なに」


僕はその日、コンビニのバイトで
たまたま同じになった戸柱さんに
聞くことにした。


戸柱さんは大学生、だったはずだ。


客が誰も居らず、深夜13時を
回ったところだった。


「あの、写真家って、どうやったら
なれるんでしょうね?」


「なんか珍しいね、上代君が人に
ものを質問するの」