"俺の全ては… この木に置いていくよ" 春雪の言葉が 甦る……… 春雪の……全て…… 分厚い木の皮に頬を寄せると… あたしは… 春雪の温もりを感じることが出来た……。 あたしは…… 春雪の全てを……… この手いっぱいに抱きしめた……。 .