ふと…空を見上げると… 空には… 満月が…堂々と姿を露わにしていた…… あたしは、月の光に照らされながら…… あの場所へと向かう… あたしの大好きな…… 春雪の大好きな…… そして…… お婆ちゃん達が大切に守ってきた…… 思い出の木 あたし達の運命の源……。 春雪を感じるんだ…。 あたし達… 運命でつながってるから…… 離れていても…… あの場所に…… あたしは…春雪を感じる。 .