久しぶりに見た、春雪の夢から覚めると… あたしは… 泣いていた……。 悲しいからじゃない…… あまりにも…幸せすぎる 春雪との… 未来の夢だったから……。 窓辺に、桜の木を愛でながら、二人で笑っている夢…。 未だに色褪せることなく 瞼に焼き付く… 愛しい人の笑顔…… それだけで…… 今日一日、幸せな気分に浸れる気がしたんだ。 .