闇の天使~月夜の天使・番外編

4歳の時の思い出に浸りながら私は、窓から闇に包まれていく空を見上げた。


紫貴、私は一人じゃない。


このペンダントとあなたからもらった闇の力がある限り、私はあなたと永遠に一緒だ。



夜になり、闇が深くなる。


私はまたコーヒーを入れ、そのカップの中の黒く深い闇に向かって笑顔を作る。


そして、温かいコーヒーで孤独の体を温める。


今日もまた、愛に生きる者の幸せな未来を見た。


私自身の未来は、もう今では見ることはできない。


でも、紫貴。


これだけは、わかる。


「あなたを愛して、そして散る・・・それが、私の運命だわ」




深く沈んだ暗闇の中


私は・・・・





「闇の天使」に向かって、微笑んだ。