あたしは、結構食べるほうだ。 奏ちゃんは昔から料理が好きで、器用においしいものを作って、あたしやタクトに食べさせてくれる。 おいしいからなんだけど、おいしそうに食べると、奏ちゃんが喜ぶ。 いっぱい食べると、もっと喜ぶ。 だから、いっぱい食べる人になってしまった気がする。