見慣れた畦道を歩く。
ここは滅多に人間が来ないから堂々と歩いていれる。
人間に見つかれば、奉物とか言う名目で人間の親玉にいいように扱われるからだ。
そんなのごめんだ。
「コン、、、」
びくうっ!
全身で震えたのが分かった。
足元にいきなり何かが擦り寄ってきたからだ。
きっと動物かなにかなんだろうけど、俺は不意打ちに弱い。
「動物の分際で俺をビビらせるとはいい度胸、、、」
足元を見ると、ちょこんとどこか見覚えのある動物が座っていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…