目を凝らす、 「あっコギツネか」 姿は狐そのものだった。 だが、黄色びている一般の狐と違いどこか白毛っぽいような銀色かかっているような目を引く色をしていた。 視線に気づいたのか、コギツネはこちらを見上げると暫くこちらを見上げていた。 刹那だった 視線を外すのは同じだった。 視線をはずした間にどこかへ消えていた。 「すばしっこいな、、、奴ももののけだったりして」 コギツネを見かけたのは結局その晩だけだった。