・・・・・・6年後の春
桜が満開の中、幸せそうに手を繋いでいるカップルがいた。
女の人は満開の桜を見てはしゃいでいた。
加「あんまりはしゃいでこけんなよ・・・
・・・・・・舞」
あれから舞は奇跡的に息をふきかえし、なんの後遺症もなく退院した。
高校卒業と同時に加月は総長を引退した。
この6年間で別れ話や族時代の時は拉致事件など色々あったけど結局別れなかった。
そして今は二人とも同じ会社で働いている。
舞「加月は冷めすぎだよ!!
こーんな綺麗な桜を見てはしゃがないなんて・・・信じられなーい!!」
そう言いながらはしゃぎだしたけど足がもつれ、こけそうになった。
加「おっ・・・と、ほらみてみろ。
鈍臭い舞がはしゃぐからこけるんだろ?」
そんな舞を加月が支えてくれた。
舞「ありがとう・・・でも、鈍臭いとか余計な事は言わないの!!」
加「ククッ・・・悪かったな。」
再び二人並んで歩きはじめた。
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