[短編]そばにいさせて




舞が意識を手放した後、胡桃自身が10秒くらいしてから意識を取り戻した。



胡「あれ・・・・・・なんで私ここにいるの?」



加「・・・・・・・・・胡桃か?」



胡「そうだよ?」



加「胡桃・・・・・・俺と別れてくれ。


俺・・・舞のことが・・・・・・」




"好きだと気づいたんだ"



加月がそう言い終わる前に胡桃が言った。





胡「知ってたよ、私じゃなくて舞ちゃんの事が好きだってこと・・・。


好きだから・・・わかっちゃうんだよ。

舞ちゃんと喋ってる時の加月君の顔、すっごい楽しそうだった。



舞ちゃんの事意識してたから・・・私と手を繋ごうともしなかったんでしょ?」



加「・・・・・・ごめん。」



胡「早く舞ちゃんのとこに行っておいでよ。
やっと気づいたんだから・・・。」



加「ごめん・・・あと、ありがとう。


俺、胡桃の事ほんとに好きだった。」



加月は走って舞の病室にむかった。

そんな加月の後ろ姿を見ながら、胡桃は涙を流していた。



胡「ほんとに好きでした・・・


今までありがとう・・・・・・そしてさようなら。」



涙を流しながらその場をさった。



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