[短編]そばにいさせて






数日後、胡桃の体が退院することになった。





"おじゃまします"という言葉を飲み込み、"ただいま"と言った。



塾の帰りに事故にあったということで
塾はもうやめるということになったらしい。



胡マ「明日から学校だけど・・・大丈夫?」



「大丈夫だよ!」



胡パ「なにかあったらすぐに連絡するんだぞ?」



「うん。」




話が終わり、胡桃の部屋に行った。




ベッドの上に寝転がり、ぼーっとしていると胡桃のケータイが光った。



出ようか迷ったけど、でることにした。



「・・・もしもし?」



加『加月だけど、体大丈夫か?』



「大丈夫だよ。
明日からちゃんと学校行くからね。」



加『いつもどおり迎えに行くから。』



「ありがとう。
おやすみなさい。」



加『おやすみ』




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