「今日の放課後遊ぼー!」
「いいよ、どこ行こっか」
「うーん、カラオケとかは?」
「カラオケ行きたいんだろ?正直に言いなさい」
「うっ…行きたいです」
「んじゃ行くか!」
「やった!」
紗希の笑顔を見ると幸せな気持ちになる
俺の大切な人
絶対離さないって決めてた
だけどその日俺の体には異変が起きていた
放課後はカラオケに行った
「何歌う?」
「俺は…これ」
「あっ!んじゃ一緒に歌お?」
「やだ」「えぇっどうして!?」
「紗希俺より下手くそだから」
「ひど!」
「冗談だよ」
「うぅっ意地悪」
からかうといつも面白い反応してくれるから可愛い
だからいつもからかった
いつも笑えてた
でも俺の体はそうはいかなかった

