【短】好きやのに｡

「………真琴ー?」

「なん??」

「………すき｡」

そう言って腕に力をこめられる

こいつ…俺をどうしたいねん｡

「知っとる｡さっきも聞いた」

「さっきより好きだもん…真琴は??」

可愛い事をよくまぁ
すんなりと言えるな｡

てか答えなんて決まっとるやん

「俺も｡めっちゃ好きやで…」

「ほんま?嬉しいっ/」

関西弁を真似して
笑顔で顔をあげてきた
観月を見て､また理性が
切れそうになったんは
絶対に内緒にせな｡

「ふっﾍﾀｸｿ!」

そして俺はもう一度､
愛しい彼女にｷｽをおとした｡