陰陽姫 闇の果てに待つのは…



飛「クソ、数が多い!」

蓮「飛鳥、2人を連れて先に行って!僕が何とかする!!」

蓮は拓海を飛鳥に預け立ち止まった。

飛「しかし、蓮!」

拓「何言って、蓮も逃げようよ!」

龍「お前を置いていけって!?ふざけんなよ!!」

3人も立ち止まり蓮を説得してしまった。

蓮「いいから早く行け!来ちゃうでしょ!」

カサカサ カサカサ カサカサ

音は4人のすぐ後ろに迫って来た。

蓮「チッ、皆下がって!
"我が身に流れる血よ、目覚めよ!"」

パアアア

蓮が突然光輝いた。光がおさまるとそこには…

拓・龍「え?」

美しい銀髪は腰まで伸び、頭にはピョコンと獣の耳が生えていた。そしてお尻の方にはフワフワの尻尾が4本も。