陰陽姫 闇の果てに待つのは…



?「開けちゃ駄目だ!」

ビクッ

突然、声が聞こえたと思うと首根っこを掴まれドアから離された。

拓「ぐえっ!な、何!?」

龍「ぐっ、放せ!」

?「シッ!2人とも静かに!」

ぐっと口を塞がれ、相手と顔が近付く。

龍「ん、んー!!(あ、飛鳥!!)」

拓「んん!?(蓮!?)」

飛「静かに!」

蓮「気付かれちゃうよ。」

人差し指を唇に当て、注意するのは飛鳥と蓮だった。

カサカサ カサカサ

音は再び動き出し、聞こえなくなった。

飛「行ったか。」

拓「プハッ、2人とも何でここに!?つか、いつからいたの!?」

気配が消え、やっと解放された拓海達は飛鳥達に詰め寄る。