陰陽姫 闇の果てに待つのは…



翠「先生、ちょっと片してええかな?」

賢「ん?片付けてくれるのか?」

見かねて申し出ると意外そうに聞かれた。

翠「これはさすがにアカンやろ。先生適当過ぎですよ。」

一先ず運んできたプリントを近くのパイプイスに置いて腕捲りする。

翠「極力見ませんけど、本当にマズイ書類は自分で片して下さい。」

賢「おー」

適当に返事をする阿部先生に大丈夫なのかと不安になるが取り敢えず片付けていった。


++10分後++

翠「こんなもんか。」

書類を授業用、早急用、期間が過ぎて再利用できる用に分けておいた。

翠「先生、どうですか?」

賢「スッキリしたなぁ。助かったわ。」

振り返り見てみると満足そうに笑っていた。