陰陽姫 闇の果てに待つのは…



希「気を付けて下さい!こちらの寿命が縮みます!!」

翠「ご、ごめんなさい!」

怒られ身体を縮める翠。普段は穏和な希美様が怒るとそりゃ恐ろしい。

白【そういえば、お主の他にこの地に陰陽師はいるのか?】

希「いいえ?存じませんが…」

首を振り否定する希美様。

翠「昨夜、学校で妖を退治していた時、どなたかの式に助けられました。希美様ではありませんよね?」

希「ええ。私は何も」

希美様ではない。ならばあれは誰が…

『面会時間が終了します。ご家族、ご友人の方は速やかにお帰り下さい。』

翠「あ。」

病院内に放送が流れる。面会時間が終わってしまったようだ。

希「残念、もう時間ですか。」

白【仕方ない、帰るとしよう。】

スッと立ち上がると希美様が目の前に来て

ナデナデ

翠「えっ、何ですか?///」

頭を撫でられた。

希「今度は私がいるときにいらしてください。貴女なら歓迎だわ。」

翠「………ッ、ありがとう、ございます。」

優しい言葉に一瞬言葉に詰まる。こうして触れてくれるのは白棹と希美様位なのだ。