陰陽姫 闇の果てに待つのは…



希「ええ。櫻庭高校の理事長は友人ですからよく相談を受けてまして、最近は学校に何かいるんじゃないかと。私も少し調べてみたのですが、今は中々時間がとれなくて正体は掴めず…
そこでジジ様にご相談したのです。」

それが私に来たんか。ジジ様も希美様の事教えてくれてもええのに。

希「しかし、よくジジ様が翠さんを使いましたね?白棹を宿す器は極力、お役目に使わないのに…」

翠「私も不思議でした。けど最近は人手も減りつつあります。危険でも使うしかなかったんやないかな。」

すると顔を曇らせる希美様。

希「そうですか。もう、そんなに陰陽師は少なく…」

白【お主は何故、孤児院を?】

希「何故それを!?」

驚いた声をあげる希美様に肩を竦める。

翠「どうして私がここに来れたと?橘君は同級生なんです。貴女が入院して、夕食作ってくれと泣きつかれましたよ。」

白【そこで写真に写ったお主を見つけたのだ。驚いたぞ、まさか孤児院をやっていたとは。】

希美様は、はぁ。と頭に手を当てため息を吐いてしまった。