陰陽姫 闇の果てに待つのは…



翠「…ここか」

白【入らぬのか?】

病院に到着し看護師さんに部屋を尋ね、只今病室の前。

部屋にはちゃんと兼山 希美と書いてあるし間違いないんやけど…

翠「何や、勢いで来てしもうたし何を言えばええんやろ?」

白【そんなもの、会えば自然と言葉が出よう。とにかく入れ。】

翠「けど…」

「どちら様?」

グダグダ考えていたら後ろから話しかけられた。

翠・白「!!」

びっくりして振り返ると、杖をついた女性がいた。

翠「! の、希美様…」

希「? 貴女は?」

不思議そうに私を見る希美様。

翠「えっ?あっ、そっか!」

慌てて眼鏡と髪をとき、素顔に戻る。

翠「お久しぶりでございます。翠でございます。」

ペコッと頭を下げると驚いた顔をしている希美様がいた。