出来上がったカレーを配り食べるとあちこちから絶賛の声があがる。
翠「そりゃ良かった。沢山作ったさかい、明日の朝食までもつやろ。」
荷物を持ち立ち上がる。
拓「あれ、神木は食わねぇの?」
翠「放課後は用事ある言うたろ。私はもう帰んで」
賢「あ、なら送る。」
私がそう言うと、阿部先生がガタッと立ち上がり、いらん世話を焼こうとする。
翠「平気です。武術の心得あるさかい、気にせんといて下さい。それに、こんな時間に女子生徒と一緒やと誰かに見られたら問題ですよ。」
そこまで一気に言い、反論される前に駆け出す。
逃げるが勝ちや!
賢「あっ、コラ神木!」
阿部先生が叫んでいたが、無視する。それより早く希美様に会わねば…


