翠「…ジジ様が応援を寄越したとかは…」
白【無かろう。あれで秋雅は貴様を信用しているからな。貴様が要請しない限り応援は来ぬ。】
翠は立ち尽くし、神経を集中する。
翠「…もう今日は妖は出てこないわね。帰ろう。」
白【今のは放っておくのか?】
翠「ホンマは確かめたいんやけど、ウチら以外の気配がしない。もしかしたら式を使ったんかもしれないな。」
パタパタと急いで学校を出る。時刻は午前2時。今ならこの辺りで見廻りのお巡りさんに出くわす事は無いだろ。
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