陰陽姫 闇の果てに待つのは…



真剣な目で言う拓海。もしかして…お前

龍「惚れてんのか?神木に」

拓「惚れ…ハッ!?///」

龍「いや、だって…」

拓「ちちち、違っ…///
いや、まぁ好きだけど…友達の好きであって恋愛感情とは違ってて///」

めちゃくちゃ慌ててるが、恐らく現時点ではそうゆう感情では無いのだろう。

龍「落ち着け、アホ。しっかし、お前全然慣れないな?モテるくせにこの手の話。」

拓「慣れないよ。付き合ったりしたことないし…」

そう言ってふと気付いたようにこちらを見てきた。

拓「龍之介は?」

龍「ん?」

拓「だから、龍之介はその黒髪で超絶美人と付き合いたいの?」

龍「ハァ?そんなんじゃねーし。本当にケンカしたいだけだし。」

フーンとまた拓海は弁当を頬張りだした。

…そうは言うが、実際は自分でもわからない。あの日から彼女が頭から離れないのだ。

もう一度会えばわかるだろうか?