陰陽姫 闇の果てに待つのは…



龍之介サイド


拓「もー!何で龍之介ってばあんな言い方すんの!?神木怒ちゃったじゃん!」

神木が消えて拓海が俺を怒る。

龍「ふるひゃい。(※うるさい。)」

モグモグと口に放り込まれた卵焼きを取り敢えず咀嚼する。
……悔しいが、美味い。

拓「大体、何で神木に突っ掛かるの?龍之介、女子とは極力話さないじゃん。」

ガタッと椅子に座り呆れたように聞いてくる拓海。

俺も不思議に思う。あの女の前だと何故か喧嘩腰になる自分に。
今まで女とまともに話した事すらなかったのに…


龍「お前こそ珍しいじゃねーか。1人の女にそんなに構うの。」