龍「イデデデデ!やめっ、もげる!!」
そんな2人を見て教室に笑いがおこる。
何か、居心地悪いなぁ…
こんな空気、何年ぶりやろ…慣れへんもんは何や居心地悪ぅて敵わん。
白【何だ、落ち着かぬか?】
翠(うん。こんなに穏やかな時間、今までなかったから…)
白【……そうだろな。貴様は僅か4つで器となった。我を宿した事で…辛い目にあったからな。】
翠(誰かがやらねばならぬ事や。たまたま私やっただけ…
それに白棹とこうして仲良う出来たんは悪い事やあらへん。)
白【…翠…】
賢「こら神木!」
翠「は、はい!」
いきなり阿部先生に声をかけられた。ビックリしたぁ…
賢「授業もう始まってるぞ。次、前出て答えろ。」
翠「次?んーと、あぁこれか。」
トコトコと前に出てカカカッと黒板に答えを書いていく。今って国語やったんやな。