陰陽姫 闇の果てに待つのは…



翠「龍脈の封印を完全にしたし緋月も祓った。もうここは淀みはしないね。」

白【雑鬼どもも戻って来よう。ここは奴らの数少ない住み処だからな。】

翠「せやね。緊急事態やったからしゃーないけど、悪い事してもうたな。」

キャッキャッ

翠・白「!」

どこからか幼い子供の笑い声が聞こえた。振り返るが、廊下には翠の他に誰もいない。

翠「…気のせい?」

白【…いや】

促され、視線を移す。すると廊下の窓に花が置かれていた。

翠「これって…」

白【推測するに感謝の意だろう。奴らも今回の件は迷惑していたのだな。】

そっと持ち上げ胸ポケットに納める。

翠「地味子が胸に花挿すなんてイタイかな?」

白【かなりな。】

2人でクスクス笑い教室に足を向ける。