翌日
翠はいつもより早く学校に登校する。
翠(思えばこの校門をくぐった時はホンマ憂鬱やったな。)
門をくぐり、校舎を見上げる。
翠(お役目やから仕方無くこの学校に来たけど、まさか私に友人が出来るなんて思わなかった。)
クスッと苦笑して玄関に向かう。
翠「…あ」
下駄箱を覗くと、また上靴が無くなっていた。
白【またか。】
翠「ホンマやね?そういえば兄様に気付いた日も無くなっていたな?」
結局、この15年何をしていたんか教えてもらえへんかったけど、再会できたんは嬉しかったわぁ。
ペタペタとスリッパで廊下を歩き、ふと中庭がある渡り廊下に来ていた。


