陰陽姫 闇の果てに待つのは…



賢「……お前は、それで良かったのか?」

コクン

翠「…もしかしたら、私も彼のようになっていたかも知れない。両親を殺された私は幼かったから意識を飛ばし暴走しただけやったけど、もし今この中の誰かが殺されれば迷わず私は彼と同じ道を歩んでいます。」

断言すると白棹が翠の手を優しく握った。

白【ならば我も断言しよう。貴様を残し、我らがそう簡単に殺られると思うか?有り得ぬ。そして貴様もあれのようには絶対に成らぬ。】

翠「そんなん…」

白【わかるぞ。我は誰より傍にいたのだ。翠の穢れ無き魂は誰よりも強く美しい。それでももし堪えられぬと言うならば…】

スッと翠の肩を抱き寄せ

拓・龍・飛・蓮・賢「なっ!?」

白【我が止めよう。必ずな?】

翠「白…まだ、傍にいてくれるん?」

見上げ、信じられない気持ちで白棹を見詰める。