龍「ギャー!はーなーせー!!」
ギャアギャア騒ぐ2人を呆然と見詰めていると飛鳥に阿部先生、希美様も入って来た。
希「ああ、翠さん良かった目が覚めて。」
ホッと胸を撫で下ろす希美様に首を傾げる。
翠「希美様がどうしてここに?」
飛「ここはヒマワリの家だ。あの時、拓海と龍之介が帰って来ないから学校で何かあったのではと彼女は危惧して駆け付けてね。」
拓「後から聞いたら驚いた。ママ先生も陰陽師でしかも翠の前の器だったなんてさ。」
や、やっぱり話されたんや…
賢「希美さんに感謝しろよ。学校側に説明して、今は式神総動員で半壊の中庭直してるんだ。」
ポリポリと頭を掻きながら説明する阿部先生。
翠「そ、そうなんですか!?ありがとうございます希美様!それと、すみません。拓海と龍之介を巻き込んでしまって…」
ペコッと頭を下げると良いのですよ。と笑ってくれた。