陰陽姫 闇の果てに待つのは…



翠「君に言う必要があるのかなって聞いてんの。」

けど、全く怖くない翠はもう一度不良君に言っていた。

?「お前、俺が怖くないの?」

翠「全然。もういい?帰りたいんだけど。」

?「…俺は1―B 伊吹 龍之介だ。覚えとけな。」

いきなり自己紹介しだした不良君。何なんやろ?

翠「………あっそ。じゃあ、さよなら」

自己紹介する気は全く無いのでさっさと帰ろう。

龍「明日、お前を見つけてやる。そんときはちゃんと名前、教えろよ!」

翠「意味わからん。まぁ、見つけられたらな?」

そう言って、翠は今度こそ踵を返すのだった。