陰陽姫 闇の果てに待つのは…



龍「ほ、本当に翠なのか!?」

蓮「瀬織津姫は!?」

翠「私の中にいる。私が頼んで代わってもらったんよ。それより皆大丈夫なん?」

飛「私達の心配は無用だ。それより先生と白棹は?」

校舎に目を向ける。

翠「白棹はまだ確認してへんけど、兄様同様気を失っただけやと思う。皆、悪いけど2人の事頼むね。」

拓「う、うん!」

阿部先生の脇に転がっていた短刀を拾い、翠は緋月を見据える。

緋【翠に戻ったか。さて、我をどうする?共に来ぬか?それとも殺すか?】

静かに首を振り刀を構える。

翠「貴方を祓います。緋月。」

ビクッ

緋【祓う?そなたが?】

意外そうに目を見開く緋月にしっかり頷く。

翠「その前にいくつか聞きたい。貴方は前にも祓われたことがあるん?」

緋【…何度かある。最近では80年前に神木家に祓われた。】

神木に…何の因果か。