陰陽姫 闇の果てに待つのは…



白【"鎌鼬"!(カマイタチ)】

白棹が放った風は壁や地面を切り裂きながら緋月に飛んでいく。

しかし緋月はその場を動かず静かに目を閉じている。

翠(っ!)

そのまま白棹の技が決まるかと思った。しかし…

緋【ハァ!!】

込めていた力を解放した緋月から黒い膜がドーム状に拡がり、奴をすっぽりと隠した。

白【チッ…駄目か。】

緋月を包んだ黒い膜は白棹の攻撃を受けヒビが入っている。

ガシャン

しかし、膜が割れ中から出てきた緋月には傷1つ無い。

賢「オンソワカカラリンミョウワンテンショウケン"爆"!」

ドォン!

緋【っ!】

緋月が出てきたと同時に阿部先生がしっかり狙いを定め奴を爆発させた。

緋【……ふむ、この程度か。残念だ。】

だが、緋月の着物を少し燃やしただけでほとんどダメージがなかった。