陰陽姫 闇の果てに待つのは…



飛「ハァ!!」

すると飛鳥が一歩前に進み、妖怪に変化する。

バサッ

大きな羽根を拡げ、そこから一枚羽根を抜いた。

シャラン

たちまちそれは錫杖になり飛鳥はブンッと振り回す。

キキキン!

全ての水を叩き落とすが、龍脈の影響だろう。その顔は苦しそうに歪められていた。

蓮「飛鳥!」

慌てて蓮が飛鳥の腕を掴み後ろに下がらせ変化を解かせていた。

翠(瀬織津姫様!先に龍脈の封印を!)

瀬【邪神の力が強い!夜が明けねば完全封印は無理です!】

翠(そんな!)


その時

パンッ!

白【"我が手に集まるは千もの剣(ツルギ)、我が名、白棹の元に風よ切り裂け!"】

白棹が合わせた手のひらから強い妖気が感じられ、それが風を集めている。

そして手を突きだした瞬間

緋【!!】

バッと白棹から離れ緋月は空中に飛び力を込めた。