陰陽姫 闇の果てに待つのは…



瀬【出来ますよ。いくら森羅万象を操れようが妖は妖。神である私のほうが強くて当然です。】

翠「えっ!何で考えていたことが…」

瀬【根が素直ですから。お顔を拝見すればわかりますよ。】

クスクスと笑われてしまいため息を吐く。

何や、この瀬織津姫っつー神様、随分のんびり屋さんやないか?


翠「…それで、貴女はどうして私の中に?」

瀬【先程も言いましたでしょう?貴女の暴走を止める為と…】

首を振り、瀬織津姫の言葉を遮る。

翠「私が聞いてるのは何故私の意識の底にいるのか、です。貴女は今も戦っていると仰いました。せやったら何故そんな時に私の意識の中にいるのかを聞いているのです。」

瀬織津姫は私の質問に少し考えるように黙り、やがて

瀬【……彼の過去を知り、貴女はどう思いましたか?】

翠「どう?」

質問の意味がわからず首を傾げる。