陰陽姫 闇の果てに待つのは…



当時、感謝した村の人々が彼女を祀って神社を作った。彼女は水を操っていたから水神様だったのだ、ってね」

飛「それが瀬織津姫か。しかし、神である瀬織津姫が何故彼女に憑いて…」

白【…おおかた、邪気の元を龍脈で辿りちょうど器の資質のある翠に無理矢理憑いたのだろう。】

拓「で、でも白棹がいるのに入れるの?」

心配そうに翠を見詰め橘は問う。実のところ俺も気になっていた。

器の条件は心の広さ。翠に白棹が入れたのは、あの子の心が壊れかけカバーするため。つまり、他に翠に入る事は出来ない筈だ。

白【……あれが入った瞬間、翠の隅々にまで根を張り完全に身体を乗っ取っておった。我は追い出されてしまった。】

賢「んなっ!?」

追い出された!?

賢「じゃ、じゃあ、呪いは…!?」