陰陽姫 闇の果てに待つのは…



白【阿部の小僧!】

呼ばれ振り返ってみると白棹に橘、伊吹に樟葉、烏山が走って来た。

賢「お前ら、無事か。」

流石に無傷とまではいかないが、皆掠り傷程度なのを確認しホッと胸を撫で下ろす。

拓「阿部ちゃん、翠は!?」

少なからず翠の状況を聞いたのか橘がすぐに聞いてきた。

賢「一応、無事だ。だが…」

ドォン

蓮「!! 翠ちゃん!?」

すぐ近くで破壊音がした。目を向けると今吹っ飛んで来たのは翠だった。土煙の中から姿を現した翠に驚愕の声を上げる。
しかし彼女はこちらに全く目を向けず低く構え、再び緋月に突っ込む。

賢「マズイここだと巻き込まれる、お前達下がれ!」

慌ててコイツらを下がらせ2人を見守る。

飛「阿部先生、彼女は本当に翠さんですか?」