陰陽姫 闇の果てに待つのは…



賢人サイド


緋月が俺の首を薙ぎ払おうと刀を振り上げた時

翠「ダメェェェ!!」

翠の悲鳴じみた声が聞こえた。

あぁ、俺死ぬのかな。って変に冷静に考えていたら

ゴォォ

緋【くっ!?】

賢「何だ!?」

いきなり強烈な光が翠から溢れていた。

いきなりの事で怯んだのか緋月が俺から数歩離れた隙に素早く俺も緋月から離れる。

その時翠の短刀も拾い上げ構えるが、光は収まるどころか強くなり、堪らず目を閉じた。

そしてポツポツと頬に冷たい雫が当たり目を開けると空は晴れているのに雨が降っていた。強い光は消え僅かな光を翠が纏うだけ。

賢「…す…い…?」

声を掛け振り返った翠にギクリとする。
翠の顔に別の顔が"重なって"いたのだ。