陰陽姫 闇の果てに待つのは…



拓「スッゲ…皆強いな!」

興奮気味に拳を握る拓海に苦笑をもらす。

龍「たく、お前はホントに緊張感に欠けるな。
…っ!?!? 拓海!後ろ!」

見ると拓海の後ろには妖が数匹いた。

飛・蓮「危ない!!」

拓「ハァッ!」

飛鳥、蓮の叫びと同時に拓海は回し蹴りを決めていた。

拓「…ハッ!…フッ!…テヤ!」

続けて3匹の妖を殴り倒していた。しかしそれだけではない。よく見ると、妖達には翠から貰った札が貼られていた。

拓「悪いな。俺もそれなりに強いんだよ。」

次の瞬間、妖達はまるで水が蒸発したかのように跡形もなく消えてしまった。

龍「…なんつーか、余りいい気分じゃねぇな。」

龍之介は消えた妖達を見てポツリと言う。

拓「確かに。妖だけどその命を奪ってるんだもんね。」

蓮「僕の母も妖だけど、そんな考えは捨てた方がいいよ。」

冷たく蓮が言う。